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DATA
| ■建物名 |
リゾナーレ・ブリラーレ |
| ■設計者 |
クラインダイサムアーキテクツ
（Klein Dytham Architecture）
Astrid Klein+Mark Dytham |
| ■所在地 |
山梨県北杜市小淵沢町129-1
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| ■着竣工 |
設計：2004年12月〜2005年6月
施工：2005年6月〜2005年9月 |
| ■施 工 |
建築：りんかい日産建設
空調・衛生：三機工業
電気：茅野電気
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| ■用 途 |
パーティースペース |
| ■概 要 |
増築＋改修
建築・述床面積：124.44
概要：地上１階、鉄骨造＋一部RC造
外部仕上：
屋根-ガルバニュウム鋼板S＆W工法
外壁-ステンレススパンドレル鏡面仕上
開口部-スチール引戸
内部仕上：
床-磁器質タイル貼(アドバンセラミカ)
壁-PB＋AEP＋化粧シート貼
天井-PB2枚＋AEP＋化粧シート貼
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| ■最寄駅 |
JR中央本線小淵沢駅下車送迎バス3分
中央自動車道小淵沢I.C、車３分
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| ■案内図 |
map
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| ■その他 |
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リゾナーレではクラインダイサムアーキテクツによるホテル棟の改修も行われている。
写真下上：ワイワイグリル。楢の葉をモチーフにした試みが随所に見られる。
写真下下：八ヶ岳アクティビセンター。丸太の壁と各部屋出入口部のカラフルな組み合わせ。主用途はキッズ向け。 |
| 参考資料等 |
・新建築・2005年12月号
・クラインダイサムアーキテクツ
(エクスナレッジムック Architect's works file2 ) |
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 軽井沢を発祥とする(株)星野リゾートが2001年からエコツーリヅムをコンセプトとして取り組んだ最初の再生事業で、経営破綻した法人会員制のリゾートホテルの再生一環計画の一つで、改修+増築によるパーティー会場。
凹凸状に配置された既存のレジデンシャル棟の凹部(半中庭)から長さ約23.5m巾5.5m、巾の4.2倍程の長さを持つ極端に細長い矩形平面を、中庭を残して突出させている。
林の中に突き出た先端部は地面から浮き上がり、多角形をした妻面の中に長方形のパーティースペースが白く浮き上がって見え、設計者の意図したように、映画のワンシーンが浮かぶよう。
他の宿泊棟の４階までの各階客室からこのスペース全体が見渡せる状態なので、本番では滞在客も含めて、一層の盛り上がりがあるに違いない。
既存客室の一方はパーティー用キッチン、一方は各人のためのエントランスと控室として改修利用されている。滞在型の新しい住まい方を求めたリゾート事業のあり方が控え室をリビングと呼んでいることなどからも伺える。
もちろんパーティースペースの増築+改修はホテル棟の庭に新設された同事務所設計によるガーデンチャペル・ZONAとセットで考えられたものであろう。
既存建物は「中世の山岳都市」を意図して1992年、イタリア人の建築家、マリオベリーニ+IAO竹田設計室により設計された。
星野佳路氏は当初の意図が形だけにとどまっている既存建物を空間的にいかに生かすかをテーマに再生事業をスタートさせたようだ。
レジデンシャル棟の通りの１階両側の客室は特徴ある個性的なSHOP、半中庭を挟んだ既存客室１．２階を一緒にし、２階客室付のキッチン・リビング・ウッドデッキのある10〜32名を対象としたパーティースペース(アルフレスゴﾞ)などにリニューアルされていた。ちなみにピーマン通りと名付けられた通りに置かれた円形のパラソル付ベンチもクラインダイサムによるものである。
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